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セルバンテス堺多恵先生

プロフィール

セルバンテス堺多恵先生

大阪音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。
ノルウェー王立音楽院 ピアノフォーラム科修了。
日本ノルウェー協会より奨学金を頂き、再びノルウェー留学
E.H.シュメピエ、L.グラーセル、ワルターハウツィッヒ、小林仁、 片岡みどりの各氏に師事。
アメリカ、ニュージーランド、ノルウェー、日本でのリサイタルをはじめ、海外の音楽祭参加、ジョイントリサイタル、関西フィル等のオーケストラや海外からの招聘室内楽団との共演、ノルウェー大使館での演奏など、多数のコンサートに出演。
現在、ソロ・アンサンブルなど、演奏活動中。

受賞歴

  • 全日本学生音楽コンクール小・中・高の部入選
  • 国際ピアノデュオコンクール入選
  • 大阪国際音楽コンクール第2位
  • 日本アンサンブルコンクール最高位受賞
  • 21世紀ピアノコンクール最高位受賞
  • 毎日こどもピアノコンクールにて最優秀指導者賞・優秀指導者賞 受賞
  • イブグランドプライズ(イタリア)第3位

活動歴

  • 日本グリーグ協会関西支部長
  • ピティナローズステーション代表
  • 岸和田文化事業協会理事
  • ピティナピアノステップアドバイザー
  • 日本演奏家連盟、ピアノ指導者協会、日本ノルウェー音楽家協会 各会員
  • 毎日こどもピアノコンクール、その他多くのコンクール審査員
  • 米国ピアノ指導者団体公認指導者
  • Certified teacher of American College of Musicians

メッセージ

ピアノを教えさせていただいて、あっという間にン十年。その間に、本当に多くの生徒さんを教えさせていただいてまいりました。 小さい頃から教えさせていただき、現在、音大を出られて演奏家として頑張っておられる方、教師として頑張っておられる方、海外に出て頑張っておられる方、一般の会社に勤めて頑張っておられる方、またお母さん、お父さんとして頑張っておられる方など、本当に多くの生徒さんとの出会いに恵まれてまいりました。 そして、未だに多くの生徒さんと繋がりを持たせていただいている事を本当に嬉しく思っております。

私自身については、母が音楽大学を出ている事もあり、また、祖母も音楽家であった事から、幼少期から周り全てが音楽で溢れている環境で育ちました。 幼少期から母によるスパルタ教育でピアノを習い、ある程度弾けるようになった時点で、母が学生時代に師事していた片岡みどり氏の所に入門。 その後、当然のように音楽の道に進むべく、怖いレッスンにも涙しながら耐え抜き、母とも大喧嘩しながら高校まで進みました (表からは順風満帆に進んできたように見えるようですが、兄と私をここまで育てるには、相当の体力と気力が要っただろうと、今になると分かります…)高校卒業が近づいてきたとき、ここでふと「このまま進んでよいのだろうか?」という疑問が湧いてきたのです。 それと同時に音大受験を控えていました。東京の某有名国立音楽大学を受験するため、頑張ってきた私ですが、このような迷いのある中で受験をしても上手くいくはずもなく、2次試験で(この大学は、実技を含め3回試験があります)脱落。 2浪するも、結局まよいのあるままの状態では上手くいかず、大阪音楽大学に入学。その後、3回生の時、兄(当時、桐朋学園弦楽科を卒業し、東京で演奏活動をしておりました)が東京からのツテで連れてきてくれたWalter Hautzig先生と出会いました。 先生の演奏を聴いた時、目からうろこでした。この世の中に、本当に心の中まで浸透する音楽が奏でる演奏家が居るのだ!と。これが私の転機となりました。 どうしたら心に訴えかけられる音が出せるのか。タッチ、脱力、歴史、絵画、経験、等々。 人間として生きていく上での全ての事が、音楽に、演奏に繋がっていく面白さを知りました。 その上でアメリカ、ウィーンへの短期留学、アメリカの音楽祭への選抜参加、ニュージーランドやアメリカでのリサイタルの経験、日本でのいずみホールでのリサイタル、関西フィルや海外からの招聘室内楽団との共演など、色々な経験をさせていただきました。 そこからまた、ノルウェーへの本格的な留学(二度目の留学は奨学金を頂く事ができました)。 ここで出会うことの出来たLiv Glaser先生は Walter先生と同じく、お人柄も演奏も本当に素晴らしく、私の目標となる方でした。今もまだ先生から教えて頂く事はたくさんあり、時々レッスンを受けに行っています。 このように今、音楽を心の友とする事ができたのも、家族の応援、素晴らしい師との出会い、音楽から繋がった多くの友人達との出会いがあったからこそだと感謝する毎日です。

音楽は、一生の心の友になれるものだと思います。音楽のない世界は、光も希望も無くなってしまいます。 絶対音感をつける事や、脳を鍛える事はもちろん素晴らしい事ですが、本当に純粋に「音楽」と向き合って、自分を見つめ、相手を思い、自然を感じ etc.、本来の音楽の姿を楽しんでもらいたいと思います。

音楽院にご縁あって通ってくださる皆様には、このような事も含め、心を込めて、全力で指導させていただきます。

ギャラリー

  • ワルタ・ハウチッヒ氏・バン・クライバーン氏
  • リサイタル(いずみホールにて)
  • リサイタル(いずみホールにて)
  • セルバンテス堺多恵先生
  • セルバンテス堺多恵先生
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